ジャーナリズム学専攻

専攻の概要と目的

概要

現代社会においては、社会環境の急速な変化や学術研究の著しい進展に伴い、社会的な要請や進学需要を踏まえた専門分野における教育研究の方向性を見極めるとともに、学部教育との継続性と専門性に十分配慮した大学院教育の研究体制の整備や教育研究内容の充実が求められています。
特に、今日的諸課題の高度化傾向から、学部4年間の専門教育では高度の専門的な職業を担うための能力を教授するには十分ではないとの考えから、大学院教育の必要性の認識とともに、基礎、基本を重視する学部教育は、高度な専門の応用、総合化を目指して、大学院教育との連携が重要とされています。このような社会的な要請を踏まえ、学部教育で養成された人材への教育はもとより、ジャーナリズム学分野及び関連分野において職業実践に携わった人材の基礎的かつ基本的な資質能力の習得を前提として、今後、ますます複雑化かつ多様化する現代社会を取り巻く問題や課題の解決に対応するための高度な専門知識や応用能力を備えた人材の養成を目的として、ジャーナリズム学専攻(修士課程)を設置します。

目的

ジャーナリズム学専攻(修士課程)では、「ジャーナリズム学分野」を組織として研究対象とする中心的な学問分野とし、「ジャーナリズム学の専門性の一層の向上を図るための深い知的学識と幅広い視野並びに新たな知を創造するための能力を習得させる」ことを教育研究上の目的として、「ジャーナリズム学に関する高度な専門的知識と研究能力を有して、幅広い視野で社会の課題を自ら見出し解決できる人材」を養成します。

教員一覧(ジャーナリズム学専攻担当者)

教員氏名所属職名担当課程担当(研究)分野
李 宇韺 文学部教授修士コーチング科学
植村 八潮文学部教授修士出版学
齋藤 実文学部教授修士スポーツ医学?情報
高島 裕之文学部教授修士博物館資料学
武田 徹文学部教授修士メディア社会論
野口 武悟文学部教授修士図書館情報学
平田 大輔文学部教授修士スポーツ心理学
 福冨 忠和文学部教授修士メディアコンテンツ論
三木 由希子
文学部
教授
修士
情報公開制度
山田 健太文学部教授修士言論法
渡辺 英次文学部教授修士健康科学
若井 江利文学部講師修士スポーツ政策
松原 文枝文学部特任教授修士放送学
松岡 郁子文学部客員教授修士広告学

履修モデル

以下に示す履修モデルは、あくまで一つのモデルであり、このように履修しなければならないということではありません。履修に際しては指導教授とよく相談する必要があります。

□履修モデルA(研究職)

               1713172795030

□履修モデルB(アーキビスト職)

              1713172819916

□履修モデルC(スポーツアナリスト職)

              1713172856180

□履修モデルD(記者職)

             1713172879839

講義要項(シラバス)、科目一覧および研究指導の概要

?開講科目一覧および研究指導の概要は、コチラから大学院要項をご確認ください。

履修方法?修了要件について

1.修士課程の標準修業年限は2年である。修得すべき単位は30単位で、かつ、指導教員による研究指導を必ず受けること。

必修科目(14単位)選択科目合計
1年ジャーナリズム学総論 2単位
ジャーナリズム法制倫理 2単位
ジャーナリズム学研究法 2単位
ジャーナリズム学特別研究法 4単位
基幹科目
4単位以上
展開科目
データジャーナリズム演習
2単位
30単位
以上
2年ジャーナリズム学特別研究法 4単位展開科目 10単位以上
(1) 「基礎科目」に配置している必修科目4単位と「研究科目」に配置している必修科目10単位を修得すること。
(2) 「基幹科目」に配置している選択科目から4単位を修得すること。
(3) 「展開科目」及び「共通科目」に配置している選択科目から12単位以上を修得すること。

2.
(1)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院の他の研究科及び他の専攻で開講されている授業科目を履修することができる。この場合の単位は、合計10単位以内で単位認定することができる。
(2)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本大学院と協定を締結した他の大学院(単位互換協定校)で開講する授業科目等(特別の課程「履修証明プログラム」を含む)を、15単位を超えない範囲で本研究科において修得したものとみなすことができます。
(3)本研究科が定める学位授与の方針及び教育課程編成?実施の方針に照らし、教育上有益であり、本研究科の教育課程に即したものであると認められ、指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、本研究科に入学する前に本大学院又は他の大学院において修得した単位(特別の課程「履修証明プログラム」を含む)を、15 単位を超えない範囲で、本研究科において修得したものとみなすことができます。
(4) 上記(2)および(3)項の規定により、本研究科において修得したものとみなすことができる単位数は、合わせて20 単位を超えないものとする。
(5)指導教員が研究上特に必要と認め、当該研究科委員会の承認を得た場合に限り、大学院文学研究科担当教員が担当する本学学部の授業科目(原則として専門科目に限る)を10単位以内で履修することができる。この場合の単位は修了要件単位には含まれない。
 
3.修士論文の作成にあたっては、指導教員の研究指導が必要である。従って、所定の単位を修得して修士論文作成のために在学する者は、必ず指導教員の演習(又は「論文指導」)を履修すること。?